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別に
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やけくそになって言ってるわけじゃないけど、
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ジャズフルート
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って、すきま家具みたいだと思う。
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あの、幅20cmにすっぽりおさまる、
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缶詰や調味料
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をしまっとくのに便利な、
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プラスチックでできている細長い引き出しみたいなヤツ。
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テナーサックスだったら家具に例えればさしずめ桐タンスだろうし、
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トランペット
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だったら大型冷蔵庫。
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本棚とか、食器棚とか、(ピアノなら
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サイドボードってところかな)
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まだまだ素敵な家具は、たくさんあるけど、
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ジャズフルートは、そのすきま家具なの。
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所謂ジャズの、カルテットにしても、クインテットにしても、
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メインはサックスやブラスで、フルートなんかせいぜい持ち替えの楽器だもんねー。
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あっ、やっぱりすね
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てるかもしれない。
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でも、
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ファンキー末吉と飲んでてそんな話をしたら、
「すき間家具、いいじゃない。」
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そうだよねー(あっという間にその気になるわたし)
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うちなんか狭いし、でっかいタンスや大型冷蔵庫もおよびじゃないし、
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押し入れ用のプラスチックのタンスなんか重宝してますもん。
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ジャズフルートはまだその奏法
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が確立されてないと私は思うのだけれど、
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その分逆にいろんな方法が
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考えられるし、やりがい
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もあるのだ。
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ジャズを広義に、インプロバイズド・ミュージック
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つまり即興演奏として捉えてみると、
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フルートの音色の持つ可能性はすごく広がってくる。
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たとえば童謡や、民族音楽のメロディーをモチーフにしてみるとか。
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ブラジル音楽や
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ボサノバはもうフルート吹いてて良かった、生きててよかったなんて思っちゃう。
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他には、ある種のジャズの曲、ピアニストやギター奏者
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による曲は、
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サックスやトランペットよりも
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フルートの方が
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しっくりくるものがあって、それを探してみる。
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フルートは風の様な透明感
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のある音色なので、
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叙情的な色合いのものは
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マッチするようだ。
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面白い、と思ったことは、なんでもやってみる。
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変な曲作ってひんしゅくを
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買ったり喜ばれたり(ウケてるだけか?)してるし。
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ただし狭義な意味での、いわゆるジャズはライブでは必ずやります。
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それはわたしのカルマ
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だから、な〜んちゃって。・・・
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4ビートはどうしても、どうしても好きだし、
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一緒に演奏している仲間とのコミニュケーションが最も深くなる瞬間があって、
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それを
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スイングしてる、
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グルーブしてる、などというのですが、
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要するに何だかすごく心地良いところへ奏者も
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聴衆も
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連れていかれてしまう時があるのですってば。
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すごく古い(わたしは煙が出そうに古いといったりしている)
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エリントンの曲なんか吹くと、ちょっとミスマッチ
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かもしれないけれど
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これがどうして中々面白かったりして、ジャズって本当に良いですねー
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と思うのです。
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音楽に余計な説明はいらない、と、わたしは思っています。
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じぶんなりに楽しんで(悲しんででも、せつなくなってでもいいけど)聴くのが一番。
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でも、ジャズフルートに固定観念をもっているひとがいたら、
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もっと良い意味でいい加減に聴いてほしいし、
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ジャズ?何となく知ってるけど
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難しそう・・・と感じている人には、
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もうぜひ
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、なんとなく来てみたよっ、てな気分で聴いて欲しいです。
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えー、そんなわけで、このたび、
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「すきま家具通信」を発行することにいたしました。
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興味をもっていただければ、と思っています。
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そしてぜひライブにいらして、ナマの演奏の面白さに触れて
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みてください。
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