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まだ編集途中ですが、徐々に仕上げていきます。
▼PRK ▼RK ▼LASIK ▼エキシマレーザー ▼ヘイズ ▼ハロー ▼角膜上皮 ▼角膜実質 ▼角膜内皮 ▼ボーマン膜(外境界膜) ▼デスメ膜(内境界膜) ▼眼圧 ▼ディオプトリー(ディオプター) ▼近視 ▼遠視 ▼乱視 ▼不正乱視 ▼円錐角膜 ▼不同視 ▼弱視 ▼老眼
PRK(ピーアールケー)
PhotoRefractive Keratectomy=レーザ角膜矯正手術。歴史的にはまだ浅く、10年そこそこの手術ですが既にアメリカ、カナダ、フランス、ドイツ、イギリス、イタリア、デンマーク、スイス、スウェーデン、ノルウェー、中国、韓国などで普及しており、世界で30万人以上がPRKで視力を回復しています。
手術はエキシマレーザと呼ばれるごく短い波長(193nm)の気体レーザを角膜実質に照射し、角膜の形状を変えることで屈折異常を矯正しようとするもので、ロシアで開発された“RK法”とは根本から違う手術法です。(1987年にアメリカで初手術)
△PRKのメリット
・角膜強度が保てる
・RK方式に比べ中・強度近視に対する効果が高い
・乱視、遠視の矯正にも有効
・角膜内部への影響が少ない
▼PRKのデメリット
・最強度近視等、切除量が多い手術では合併症を抑えるため目標視力が低くなる
・RK、LASIKに比べ手術後の痛みが大きい
・視力の回復、安定までに3ヶ月〜6ヶ月(あるいはそれ以上)かかる
・レーザ照射中の視線移動(センタリングのズレ)による不正乱視の発生
・歴史が浅く長期の予後データがない
【経験者からひとこと】私自身、血を見るのが大の苦手で“手術”と聞いただけで背筋が寒くなるタイプですが、PRKはレーザを照射するだけなので手術そのものは角膜との物理的な接触はありません。もちろん血を見ることもありません。(笑)

RK(アールケー)
Radial Keratotomy。現在行われている近視手術の中では最も歴史が長く、“近視手術”というとこのRK式(ロシア式)を思い浮かべる人が多いと思います。(自分もそうだった...)
具体的にはダイヤモンドメスで角膜を放射状に切開、強度が低下したところに眼圧がかかり、その結果角膜面の曲率がフラットになることを狙った手術です。従って手術後も角膜の強度は落ちたままであり、また遠視には対応できません。
△RKのメリット
・手術後の回復が早く痛みも少ない
・歴史が長い分、術例も豊富でデータが多い
▼RKのデメリット
・切開手術のため角膜強度が落ちる
・人(年齢)によって矯正効果が変わる
・乱視を取り込む傾向がある

【アルファベットで混乱?】RK手術は一時雑誌広告やマスコミ取材、訴訟騒ぎ等で結構知られているようです。そのせいで“PRK”手術を受けたことを(近視手術を知っている)友人に話すと「あぁRKね。ロシアで開発された手術でしょ?角膜に切れ目を入れる...」と殆どの人がこんな反応を返してきます。RK手術が衝撃的で印象が強く名称も似ているとは言え、もうちょっと“PRK”の認知度が上がらないものか、と感じています。

LASIK(レージック)
Laser in-situ Keratomileusis。角膜実質の精密な切除が可能なエキシマレーザの利点と、“マイクロケラトーム”と呼ばれる器械による角膜切除を組み合わせた手術方法。PRKは角膜実質を切除するために角膜上皮を剥がしてしまうのに対し、LASIKではマイクロケラトームで切除した角膜を二枚貝状に残したままエキシマレーザによる角膜実質の切除を行います。レーザ照射後は二枚貝状に残した角膜を再び元に戻して癒着させるため、術後の痛みも少なく視力の回復も早くなります。
△LASICのメリット
・手術後の回復が早く痛みも少ない
・合併症(ヘイズ)のリスクが低く最強度近視への対応が有利
▼LASICのデメリット
・角膜(フラップ)の切除にリスクが伴う(メスの走行不全、フラップ欠損、癒着不全)
・上記理由による不正乱視の発生、矯正視力の低下
・角膜の強度低下
・マイクロケラトーム使用時に眼圧を通常の3倍以上に上昇させないといけない
・歴史が浅く長期の予後データがない
【PRK経験者からひとこと】個人的には、眼圧を通常の3倍以上に上げてマイクロケラトームを眼球に押しつけているところを想像すると“力技の手術”という印象が強く残ります。もし経験者が居られたら是非アンケートページからご感想をお寄せください。

エキシマレーザー


ヘイズ
角膜上皮の混濁。

ハロー
光輪症。夜間や暗い部屋では瞳孔が大きく開きますが、このような状態の時に明るいもの(信号の光、街灯、車のヘッドライト等)の周りがぼんやり滲んだように見える現象。 レーザでの切除量が多い(近視度数が高い)ほど現れやすくなりますが、1年程で気にならなくなるようです。(と聞いているだけで、実際は慣れなのかその現象が元から無くなるのか不明。これに関しては半年後に自分の結果を報告します。)

角膜上皮
[Fig:cornea] 体の表面にある皮膚のようなもので新陳代謝が活発に行われています。ゴミなどが入って傷がついても周りの細胞がその部分を埋めるのですぐに治癒します。
角膜実質
角膜全体の約90%を占める組織で、主成分は繊維状の蛋白質コラーゲンです。ふつう、眼にゴミが入った程度ではこの実質まで傷が届くことはありません。
角膜内皮
角膜の一番奥に隠れている組織ですが、房水を汲み上げ角膜全体に水分を補給する大変重要な役割を担っています。この組織の細胞は再生能力がなく年齢とともに減少しますが、事故などによる損傷が大きい場合は水泡性角膜症等の障害を引き起こすこともあります。
ボーマン膜(外境界膜)
角膜上皮と実質の間にある非常に薄い組織です。
デスメ膜(内境界膜)
角膜実質と内皮の間にある非常に薄い組織です。


眼圧


ディオプトリー(ディオプター)
近視、遠視、乱視の程度を表す単位。
近視の場合は比較的簡単に自分のディオプトリー値を知ることが出来ます。裸眼で文字を読むとき対象物を2m程度前方から徐々に手前に引き寄せピントがピッタリ合う距離(遠点と呼ぶ)を測り、その距離からディオプトリー値を算出します。
【ディオプトリー値算出式】
    D=100÷焦点距離(センチメートル)
上の式からも判りますがD値が大きいほど視力が悪い(度数が強い)ことになります。
例えば2mでピントが合えば-0.5Dで視力でいう1.0程度になり、17cmなら-6Dで視力は0.03の強度近視であることが下表から判ります。近視はマイナスで表し、遠視はプラスで表します。
遠点(cm) D値  視力 近視程度 【経験者からひとこと】
200-0.5D1.0弱度近視 私の場合、左/右のD値は
-5D/-7Dで強度近視の
グループでした。
しかも左右の視力差が
2Dなので不同視の仲間
にも加わっていました(汗)。

手術後も松原院長先生からは
いろいろお話を聞かせて
もらっていますが、
-3Dまでの弱度近視で乱視や
不同視を伴っていない方なら
メガネによる矯正がベターでは
ないかと思っています。
100-1D0.7
67-1.5D0.5
50-2D0.3
33-3D0.1
25-4D0.07中度近視
20-5D0.05
17-6D0.03強度近視
14-7D0.03以下
12.5-8D
11-9D
10-10D最強度近視

近視
近視はレンズ(水晶体)の屈折力が強すぎるためにフィルム(網膜)の手前でピントがあってしまう現象です。凹レンズ状のメガネやコンタクトを装着することで屈折を低く抑え、網膜上でピントが合うように矯正します。PRKでは角膜表面を凹レンズ状に削ることで矯正を実現します。
【近視は病気?】“統計的に見ても「軽度〜中等度の近視」の子供は長時間集中して勉強が出来るし、<中略>…近視を悪者扱いしたり病気扱いするのはどうか”....といった話を聞いたことがあります。しかしあくまでも「軽度〜中等度の近視」の話であって、(視力が0.1未満の)強度〜最強度近視との区別がハッキリしないままいつの間にか“だから「近視」は病気ではない”とも取られ兼ねない論調になっているように感じます。“統計的に見ても...”の部分だけを聞けばそれはそれで間違っていないのでしょうが、視力について関心を持ったり悩んでいる人に対して出来るだけ客観的な情報や選択肢を提示するなら「強度〜最強度近視」の人に対するメッセージをもっともっと充実させて欲しいと感じています。

遠視
近視がフィルム(網膜)の手前でピントがあってしまうのに対して、遠視は逆にフィルム(網膜)の後方でピントがあってしまう現象です。水晶体の屈折力が足りないので、凸レンズ状のメガネやコンタクトを装着することで屈折を強め、網膜上でピントが合うように矯正します。PRKでは角膜表面を凸レンズ状に削る(中心を残して周りを削る)ことで矯正を実現します。
【遠視=遠くが見える?】実のところ、私も以前は“遠視は遠くが良く見える”と思っていました。そして遠視でない多くの人もそのように勘違いをしています。でも本当のことを知ると“強度遠視だと近視以上に辛い視力障害”であることが理解できます。近視なら対象物に近づいていけばどこかでピントの合う場所がありますが、遠視はそれがないのです。遠くにも近くにも。松原クリニックのPRK手術は遠視にも対応できるとのことなので強度遠視で悩んでいる人にとっては、(ほんの少しかも知れませんが)視力矯正の選択の幅が拡がったのではないでしょうか。

乱視(正乱視)
レンズ(水晶体)の曲率が縦横(あるいは斜め)で違うことで起こる視力障害です。
【少し体験しました】私の場合、手術前の視力検査ではほんの少し乱視が入っていると診断されました。ただ、元々ハードコンタクト歴が長いので何時もコンタクトの検査員からは“乱視はあるけど程度が弱いし、ハードだから装着すれば矯正されているのでO.K.ですね”と言われていました。だから、PRK手術後の回復過程で暫く遠視と乱視が出たときはちょっと戸惑いました。見るものにもよるのですが楽譜なんかは最悪でした。五線譜は6本も7本もあるし単音か和音かも区別が付かないし...
メガネで正確に矯正できればいいのですが、近視+老眼だといろいろ不便なようです。勤め先のボスは“乱視も矯正できるんやったら僕ぐらいの歳でもPRK受ける価値はあるかも知れんな〜...ちょっと本貸してんか。”と申しておりました(汗)。


不正乱視


円錐角膜


不同視
左右の眼の屈折度(視力)が違う場合を言います。誰でも多少の視力差はありますが、その差が極端な場合はいろいろ障害が起こります。
片方の眼が良く見えないと、見える方ばかりを使ってしまいその結果見えない方は機能が衰えさらに悪くなる、といった悪循環を繰り返します。最悪の場合、(廃用性)弱視になり矯正が非常に難しくなります。
また、メガネで矯正した場合は度数の大きな違いから左右の像の大きさが異なって見え(不等像性)眼精疲労を起こし、酷い頭痛に悩まされるケースもあります。
大まかには、D(ディオプトリー)値の左右差が2D〜2.5D以上で不同視としての障害が生じるようです。
【元・不同視でした】手術前の左右視力差は2Dだったので、不同視の辛さは知っているつもりです。私がコンタクトにした理由のひとつには、この不同視に対するコンタクトレンズ矯正が100%満足できる結果だったからなんです。これがメガネだと、両眼とも完全に度数のあったレンズにすると不等像による障害が多く、やむを得ず右眼(悪い方)の矯正を妥協できるレベルまで抑えて像のバランスを優先した視力矯正になってしまうのです。

弱視
人は眼や耳等、幾つもの優れたセンサーを備えていますがそれを使わずに(あるいは使えずに)いるとその機能が発育しなかったり、退化します。
弱視とは、いくら矯正してもある程度までしか視力が出せない状態を言います。原因は、幼児期までになんらかの原因で視力の発達が止まったり、強すぎる近視や遠視、先天性白内障や角膜混濁によって網膜上に鮮明な像が写せないために機能が退化することなどがあげられます。

老眼
正視あるいは若干の遠視の人は水晶体を支える毛様帯やチン小帯の働きで正確なピント合わせが行われますが、歳とともにその調節能力が衰え水晶体自身も弾力性が失われてしまいます。その結果、手元の本や新聞の文字を読む時に必要な調節力が得られず老眼鏡によって屈折力を補うことになります。近視の人は老眼にならないのでなく正視や遠視の人より症状の自覚が遅いだけで近くを見る場合でもいずれ老眼鏡が必要になります。
【老眼も手術で?】近視手術を受けたことを人に話していると、相手の反応に一定の法則?があるのが判ります。大体40歳を越えるあたりの人から「で、老眼もなくなるの?」と訊かれることです。でも答えはノー。簡単に言えば加齢による運動能力の低下ですから、歳とともに筋力が落ち堅くなるのと同じで水晶体やそれを支える毛様帯やチン小帯の硬化も免れることは出来ない、と言うことです。だから老眼年齢が近い人でPRK手術を受ける人は若干の近視を残すことを目標に手術するケースも多いようです。

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